IVUS の基礎。短軸画像と長軸画像。
虚血
【 IVUS の基礎】計測の仕方
IVUS における計測の仕方です。 計測するだけなら誰でもできます。問題なのは正確さです。 IVUS 画像は真円を探す IVUSの原理上、冠動脈という曲がった血管では、常に血管壁に対して垂直に計測できることはありません。 真円でないと計測長...
【 IVUS の基礎】計測場所,計測のポイント【タイミング別】
IVUS の計測場所についてです。 病変性状の読影や、計測の仕方ではありません。それはまた別で作ります。 前回まではこちら。 本日は、IVUS の計測場所についてです。 ドクター は必ずしも”何を測って”とは言ってくれません。 そこで、基本...
心臓カテーテルの基礎⑮ PCI に必要な物品まとめ
PCI に必要な物品をまとめようと思います。 ただ暗記するより一連の手技と使用方法を覚えた方が早いです。 そもそも PCI とは PCI とは経皮的に冠動脈の治療を行うことの総称です。 いわゆる心臓カテーテル治療です。 患者様向けに CVI...
心臓カテーテル の基礎⑭ 冠動脈病変に用いる ACC/AHA 病変形態分類のお話。TypeB1って?
ACC/AHA 病変形態分類とは ACC/AHA 病変形態分類とは、冠動脈病変を形態により治療難度をA~Cの3タイプにわけた分類です。 臨床でよく耳にするのは”TypeA”です。 どくたー あぁTypeAだからステポンだね〜 こんな感じです...
心不全 で覚えておくべき2つの分類。ForresterとNohria-Stevenson。
ITE対策強め。 心不全 の指標としてよく例にだされる分類はさまざまありますが、今回は似た2つに絞った話です。 Forrester 分類 そもそもAMI時の 心不全 評価に使用されていましたが(当時はAMIとセットで右心カテを行っていました...
IVUS の基礎。短軸画像と長軸画像。
IVUS の続編です。前回原理のお話をしたので、今回は得られる画像の話です。 IVUS で得られる画像 短軸画像 IVUS を語る上で9割型この話しかでてきません。短軸画像です。よく見るIVUS画像とはこのことです。 なぜ短軸と呼ぶか。それ...
IVUS で読み取る Myocardial Bridge (Squeezing)
IVUS の基礎っぽいところをすっ飛ばしていきなりコアな話です。 Myocardial Bridge とは 冠動脈の主要な3枝は、心臓(心筋)の表面を走行しています。(といっても、心臓周囲脂肪に覆われています。) ところが、血管の一部が、心...
IVUS の基礎。原理。機械走査式と電子走査式。
こちらでイメージングモダリティについて触れていますが、今回は IVUS を掘り下げます。 IVUS とは IVUS は、血管に超音波振動子を挿入し、血管の内側から病変性状や血管性状をエコー検査する機械です。 IVUS の 原理 対象物へ超音...
【2024年版】 Stent 性能表 一覧【DES】
更新履歴 OnyxFroniterを追加しました。 Stent とは Stent (すてんと) とは、血管などの管腔内部に留置し、内腔を確保するための金属の筒のことです。 「ステント」の語源としては、19世紀の英国の歯科医であったチャールズ...
SYNTAX Score とは
本日は、Live demonstrationなどでは必ず見かける SYNTAX Score についてです。 SYNTAX scoreとは 簡単に言うと 冠動脈の病変って、冠動脈の形態や、病変の場所、数によって複雑さが変わるよね?それを定量化...