半導体不足のなかやっと買えたRaspberry Pi Zero WH。
初期設定していきます。
OS インストール
インストールに関しては前回の記事をご参照いただきます。
が、ここでかなり手間取りました。
Raspberry Pi Imagerですが、どうやらインストールのときにSSH設定や、ID設定、WiFi設定ができるように進化しているみたいです。
歯車マークをクリックすると設定できます。
ということで早速これを設定してインストールするも、なぜか全くだめ。
ホスト名も変わってないし、ユーザー名とパスワードも、wifi設定も変わらない。
なんじゃこりゃってこと色々試行錯誤したら、Raspberry pi OS(other)→Raspberry pi OS(Legacy)をインストールすることでうまくいきました。
困ったらとりあえずLegacyをいれる
OTG 設定
OTGとは、USBをつないでRaspberry Piを操作できる機能。
さっきの初期設定をしたとろで OTG はアクティブにならない(たぶん)ので、そこの設定をします。
インストールしたSDカードを再度PCに読みこませます。
そうするとBOOTというディスクが読み込まれますので、そこをいじっていきます。
config.txt
config.txt というテキストファイルの最後の行に
dtoverlay=dwc2
を追加。
dtoverlay=dwc2
コピペ推奨。
これでOTG接続できます。
cmdline.txt
cmdline.txt のテキストファイル内の
rootwait以降に
modules-load=dwc2,g_ether
modules-load=dwc2,g_ether
を挿入。
これで、Ethernet接続ができるようになります。
以上で設定はおしまいです。
Rasberry pi ZEROにOTG接続していじることができます。
VNC 接続の準備
Raspberry Pi にはもともとRealVNCが導入されているので、VNC機能をオンにしてしまえば同じネットワーク上のPCからリモート接続できます。
そこでおすすめなのがRealVNCのビュワー
こちらからインストールすれば、Raspberry Pi と相性良く接続できます。
インストールしましょう
ssh 接続(ラズパイ初期設定)
OTGしてSSH接続していきます。
赤丸部にUSB接続し、PCにつなぎます。
起動に結構時間がかかります。時間に余裕を持ってやりましょう。
こうなってたら起動できてます。
ターミナルを開いて下記を入力
ssh pi@raspberrypi.local
raspberrypi の部分はインストール時に設定したやつに置き換えてください。
一回目は間違ってraspberrypiのまま打ってしまったので、
Control+C
でSSHをキャンセルして再度入力してます。
パスワードを聞かれるので入力。
ターミナル上ではパスワードを入力しても表示もされませんし、動きもしませんが、入力できてます。
そうするとホニャララ yes/no?と聞かれるのでyesを入力。
接続時我慢できずになSSH接続を繰り返すとたまに
WARINIG:ホニャララ〜〜〜
とでます。そしたら
ssh-keygen -R raspberrypi.local
これを入力する。
ここもraspberrypiの部分はインストール時の設定によります。
raspberry pi 初期設定
ソフトウェア的初期設定です。
必須の部分はVNC。
sudo raspi-config
これを入力すると、見慣れたGUIがPC上に現れます。
GUI オートログイン設定
1→S5→B4
の順番にEnterします。
これで”pi”ユーザーでGUIでオートログイン起動されます。
VNC 有効化
3→P3
の順番にEnterしVNCを有効にします。
最後に<Finish>を押したらもとのターミナルに戻ります。
一番下の<Finish>にカーソルを持っていくには左右キーを押せばよいです。
一度電源オフ
sudo shutdown now
をして接続を解除しLEDが消えたのを確認し、電源供給用MicroUSB端子へ接続しなおします。
VNC 接続
VNCviewerは優秀なので、おなじSSIDのwifiに接続していれば、ipアドレスが毎回変わったところで関係なく接続しにいくことができます。
VNC viewerを開いて上のバーにrasberrypi.localと打つと、ユーザーネームとパスワードを要求されますので、入力したら接続できます。
ipアドレス固定をすれば、そのipアドレスを入力するだけでよくなりますが、面倒なのでこれでオッケー。
おまけ:オススメケース
Flirc製
良いところ
当サイトと同じくライフハッカーな見た目
ヒートシンクがケースまで直結なので、冷却性能もそこそこ期待できる。
なによりアルミ質感の見た目がかっこいい。GPIO使わない人用に端子を隠せるカバーもついてます。
悪いところ
SDカードがケースをつけた状態じゃ取り出せません。
初心者のラズベリーパイあるあるといえば、OS再インストールですので、なれてない方はオススメできません。
OTGケーブルを持ってない方は買い足す必要があります。(ぶっちゃけOTG対応ケーブルじゃなくても使えることが多いです)。
なんだかんだ困ったときはディスプレイに出力したほうが楽なので、
このあたりを追加購入するかもしれません。
GeeekPi製
良いところ
とにかくほしい付属品が全部入り。Flircと違いSDカードも取り出しやすいです。
悪いところ
とにかくダサい。
また、作りが安っぽいです。コネクタが硬かったり、うまく刺さらなかったり。
安いだけのことはあります。
コメント