前回に引き続き実技です。
実技試験-2回受験可能-
実は、筆記が受かれば実技を二回受けることができます。
上期の筆記試験が受かっていれば、上期、下期の実技試験。
下期の筆記試験であれば、下期、来年度の上期を受けれるようです。
つまり筆記は一回のみ免除されます。
ですので、気楽に行きましょう。
試験時間
試験時間は40分です。慣れてしまえば余裕を持ってできる時間です。
勉強法
ここはやはり筆記と同じくYoutubeです。イメージすることが得意なかたは、Youtubeを見ただけで合格できるかもしれません。
このように HOZAN 様がその年度に合わせた動画を作ってくれています。
練習資材は買おう
Youtubeを見ただけでできる人もいるかもしれませんが、練習資材は買うことをおすすめします。
理由は以下の通りです。
- 重大な欠陥は一発アウト
- 電線は交換、追加支給してくれない
- 時短の特殊工具は使って慣れたほうが良い
- 資材の質感は動画ではわからない
重大な欠陥は一発アウト
欠陥の判断基準はPDFで配布されています。
https://www.shiken.or.jp/candidate/pdf/handankizyun2017.pdfこちらのなかで
5.電線の損傷
https://www.shiken.or.jp/candidate/pdf/handankizyun2017.pdf
5-1.ケーブル外装を損傷したもの
イ.ケーブルを折り曲げたときに絶縁被覆が露出するもの
ロ.外装縦われが 20mm 以上のもの
ハ.VVR,CVV の介在物が抜けたもの
5-2.絶縁被覆の損傷で,電線を折り曲げたときに心線が露出するもの
ただし,リングスリーブの下端から 10mm 以内の絶縁被覆の傷は欠陥としない
5-3.心線を折り曲げたときに心線が折れる程度の傷があるもの
5-4.より線を減線したもの
5.電線の損傷に関しては、取り返しが付きません。
再支給してくれないので、開始時にここを失敗するとおしまいです。
ちなみに他の部分は割りと取り返しがつくので心配いりません。
一箇所くらい修正しても間に合う時間です。
電線は交換、追加支給してくれない
再支給してくれるものは、
端子ねじ、リングスリーブ及び差込形コネクタ
のみです。
重複になりますが、電線は追加支給してくれません。
時短の特殊工具は使って慣れたほうが良い
特殊工具P-958やこれに類似した特殊工具を使用すると思いますが、少し慣れが必要です。
下手くそだと、芯線まで傷をつけない構造ですが、平気で傷をつけてしまいます。
資材の質感は動画ではわからない
実際の資材は意外と滑りが悪かったり、うまく切れなかったりします。
実際、周りの受験者も何故か材質に粘り気があって芯線まで到達してしまった。というような声を聞きました。
ですので、資材をかって練習は必須ですし、お金に余裕があれば、メーカーが異なる資材を買うことも良いかもしれません。
またメルカリなんかでも、練習済みの資材を売ってたりします。被膜を剥くだけでも練習になると思います。
まさかの資材レンタルというのもあります。資格だけ欲しいという方には丁度良い物だとおもいます。
落ちても理由がわからない
さて、7割の一発合格勢は良いとして、3割の不合格の方はさぞかし悔しいとおもいます。
中にはなんで落ちたかわからないという方もいると思います。
この試験落ちても理由が開示されません。
慣れてくると色の指定のない部分の芯線の色など適当になってきますが、Youtubeや練習資材を買った際についてくるハンドブック通り完コピできるようにして再トライしましょう。
まとめ
- 実技試験は一回落ちても大丈夫
- 試験時間は40分
- やっぱり HOZAN 様のYoutube
- 練習資材は買おう
- 電線の欠陥は特に気をつけよう
- 落ちても理由は開示されない
- オリジナリティはださないようにしよう
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